2014年12月30日火曜日
今年もありがとうございました
こんばんは
もう明日の今頃は…
なんて思ったりする時期になってきました
今年も皆様のお陰で楽しく
そして健康に過ごすことが出来ました。
本当に感謝しかないのです
周りの皆様に生かされて
成長させてもらっております
今年の総括として
一文字で表現いたしますと
「学」
でした
本当に1年
学びっぱなしの日々でした
いいことも
悪いことも
私生活も
仕事のことも
多分
ほぼ一生過ごす中での
社会経験を1年に詰め込んだ
そんなイメージでした
本も沢山読めたし
人と話をすることで
得る知識や
あたしの中には生まれなかったであろう
思想なんかも
取り込めることができて
本当に
成長できた1年でした
ありがとうございました
思えば去年まで
まさかあたしが個展をするなんて
思ってもいなかったです
こうやって
日々勝手ながら
ブログとかSNSで自分の中に溢れる想いを綴ったりなんかして
スキな写真とかけあわしたりなんかして
本当にあたしが思う虚無の空間の投稿だったのが
”楽しみに読んでるよー”なんて言ってくれる友達もいて
それがこうやって今年
形にすることができた
ありがとうございます
もう来年の目標というか
一つの新しい軸が見えてきて
それを学んで生かせる年にしていきたいです
一生勉強だと思っているから
今年1年がずっと毎年
更なる飛躍を遂げながら
進んでいけるように
自分に喝を入れながら
生きて行こうと思っております
自分の中で
映画は世界史で
小説は知識源
音楽とアートは感情源と妄想を高める源
ファッションは自己表現
前後左右に散らばる
人生に欠かせないモノ達を
拾い集めて飲み込んだり
塗りこんだり
そうやって
大切なモノだけを
欲張らずに
側においていければいいなーなんて思っています
来年も素晴らしい年になりますように
世界に生きる
命あるモノが無駄な死をとげないように
あなたの悲しみが
やがて訪れる幸せの道しるべでありますように
愛ある優しさが
世界に溢れますように
そう心から願っています
いつもいつも
好き勝手な随想を読んでくださってありがとうございます
HUGE LOVE
MINAel
2014年12月21日日曜日
無題
遠くからさざ波の音が聞こえる
徐々にそれは近くなり
あたしは一体
陸地にいるのか
海中に沈みつつあるのか
もう上も下も
分からない
くぐもるそのオトは
永遠にセカイが終わるまで続くオト
貴方の声はもう忘れてしまった
ただ記憶に残る
忌憚のコトバは
蜜が粘り気を含み
あたしの身体に深淵のごとく支配する
波の音
果てない永遠を告げる音
MINAel
2014年12月9日火曜日
湧き出る言葉の行き先
ひゃっほー
もう早い時間から
眠気は
”ごきげんよう”
で
でもここで寝ちゃったら
唯一の自分の時間なのに
すぐに朝もやってくるから
とても
勿体なくて
どうにかならないものかと
ふわふわしてしまう
湧き出る言葉達はそして
どうも移動中に溢れるもんだから
記憶力も持続しないあたしの脳は
右へ左へ
あたしは言葉を道ばたに落としながら
移動している
誰か拾い集めてるかなー
言葉は
あたしそのもの
MINAel
2014年11月29日土曜日
CULTURE IS DIFFERENT
また意味の分からない話をしに
ある友達の向かいに座っている
答えはいつも
あるようでなく
お互いの考えや
お互いが好きな
本や映画や
それぞれの知識を元に
関連づけては
納得するまで
つまらない(でもあたし達には果てなき重要な)
テーマについて
話し合う
逢ってすぐにそういう類いの話になるわけではもちろんなくて
たわいない そこらへんに落ちている話から
あたし達には無限のテーマになっていくのである
あの日もそう
”男と女”という名目が
ただの”ナンパ”というまたしてもくだらないテーマから広がった
””でも なんで 外国人はそう簡単に話しかけてきたりするんだろーね””
”それなんだけど”(と眼の色が変わり座り直す友達)
”元々文化の違いなんですよ”
友達曰く こういうことらしい
例えば私がエレベーターに乗るとする
すると一人の男性が乗ってきてエレベーターの中には
あたし つまり女性と男性の2人きりになる
日本ならば
お互いに絶対話しかけたりはしない
何ならお互いの存在すらないような素振りをする
そう 沈黙をつらぬきスキを見せないことで自分を無意識に守っているのだ
しかし海外(ヨーロッパを友達は例にあげていた)では
目が合うと必ずニコっと笑うのだ
自分自身も経験はあるのだが
そういう場面は日常で簡単に起こり
そこから話しかけられることもしばしば
それは日本の場合とは真逆の考え方で
自ら相手にアクションをかけることで自分を守っている
そう 人間なら誰しもが”いい人”には悪いことをしにくい
という心理的要素から自分を守っている
らしい
文化の違い
一言で言い表すのはとても簡単なことだが
それぞれに生まれた歴史があって
根本的な根強さから
今の違いが生まれてきたのだろう
実際 その話の続きから
”何故日本はそんなに閉鎖的なんだろう”
というあたしの問いは
”島国だから” ”いやでも中国も日本と同じ考えである”
といううやむやな考えのまま
結論は出なかった
いつものその友達と楽しむ時間
何も変わらない
意味のなさないだろう会話を楽しむ
とても他の友達には理解しがたい時間が流れる
そしてまた
ある期間を経て
あたしはまた
その意味のない話をしに
その友達の向かいに座って
姿勢の整った
輝きの目をみながら
話を酌み交わすのだろう
知識を貯え
発表し
そして新たな知識を与えられる
MINAel
2014年11月24日月曜日
I WAS FASCINATED BY RAKUGO
お写真はネットから頂きました…
最近母親とハマっているものがあって
それが題名にもあります
落語
です
遂に落語の耳になる年がやってきたか
と少しばかり思ってしまう
中途半端なお年頃w
母親の付き添いで祇園の寄席に参加させてもらったのがきっかけ
正直始まる前まで
お付き添い気分満載のあたしは
落語よりそのあとの晩ご飯に頭がいっぱいでした
(釣られた餌が晩ご飯だったから)
でもそれは開始すぐに撤廃されまして
もうお話に夢中になってしまいました
プロの方にこういうのも失礼でおかしな話ですが
本当にうまい
自然と耳を傾けて
続きを喜んで欲している両耳がいました
これまた引き込まれてしまって
また落語家さんの
眼がとてもキレイで生き生きしてて
それにあたしの色弱気味の眼も喜んでいました
昔の話だって決めつけてた自分がいて
嫌厭していましたが
昔の人のお話もまた自分の頭で妄想しながら
聴くことが出来るので
有名なうどん屋さんのお話とか
うどん屋さんの後ろにはちゃんと
NHKの時代劇ドラマの背景が映し出されていました
そうやって妄想できること
自然と情景が浮かび上がること
座ってお話してはるだけやのに
凄いなーと関心しっぱなしでした
是非機会があったら
観に行ってみてください
そして
落語家さんの
眼を見て!!!!
それだけdesu xoxo
MINAel
2014年11月22日土曜日
UNKNOWN UNKNOWN
面白い記事を見つけました
ラムズフェルド元国防長官の言葉にこのようなものがあります
”There are known knowns; there are things we know we know. We also know there are known unknowns; that is to say we know there are some things we do not know. But there are also unknown unknowns — the ones we don’t know we don’t know.” – Donald Rumsfeld
KNOWN KNOWN
知ってることを知ってること
KNOWN UNKNOWN
知らないことを知ってること
UNKNOWN UNKNOWN
知らないことすら知らないこと
人には上のように3つのことが当てはまるらしい
あたしなりの例にあげてみますと
MINAelは東野圭吾さんの”白夜行”という本が好きである
これはお分かりの通りKNOWN KNOWN
知ってることを知ってる
でももっと東野圭吾さんの作品が読みたくなって調べてみると
この作家さんは他にも数多くの作品を出されていた
しかしMINAelは未だ読んだことがない作品が多くあることを知った
そうKNOWN UNKNOWN
知らないことを知っているということ
世の中には殆どのことが
この二つで支配されているのであろうか
”知ってること”と
”これは知らないこと”
しかし最後の
UNKNOWN UNKNOWN
知らないことすら知らないこと
これはなかなか
自分では気付くことは難しい
東野圭吾さんはミステリー作家専門だー!
というKNOWN UNKNOWNが入り込んでしまうと
実は黒笑小説というユーモア短編小説があるという存在すら
自分の中から消してしまうことになる
すると
その概念はなかなか抜け出すことが出来ず
自ら調べることも難しくなるのではないでしょうか
少なくともあたしはそうです
ラムズフェルドさんは
UNKNOWN UNKNOWNという存在があることを常に念頭においていくように
と言ってくれているのではないでしょうか
年齢を重ね
ある程度経験も経て
知ることが増えていくと
なかなか自分の知識だけで決定し行動しようとしてしまうものです
でも思考を変えてみれば
まだまだ未知数の自分の知らないことが
この世の中には蠢いていると思えば
また自分の”糧”が増えそうな気もする
視野を広く
よく言われていたような
この言葉をしばらく忘れていたような気がします
なんてまたまた貪欲なMINAelでした
スキなものを永遠に
お久しぶりかもしれません
めっきり寒くなり
もう出不精まっしぐらです
そんなときのお供はやはり
相も変わらず
読書と映画ですね
本が好きなのは前回も書きました
この間は
乃南アサさんの
”水の中のふたつの月”
を読んだんですが
お話もさることながら
古本屋さんで出逢った彼の
読み古され長い時間が経過しているのが見て分かるような
独特の紙の匂いと
茶色く変色した紙が
なんとも肌によく馴染んでくれて
一気に気に入りました
多分前の持ち主に
大切にされてたんだなーと
年期が入るってやつはいいもんですね
そんなあたしが今読んでるのは
中山可穂さんの
”サイゴン・タンゴ・カフェ”
この作家さんは同性愛者の方で
独特な描写と出逢ったことのないような深淵の愛を綴った内容が
もうたまらないんですが
この小説は短編小説で
題名にもなっているタンゴが全てのキーワードになっている
その中でも
心揺さぶられるような1作品に出逢えたので
もう大満足でしたw
素敵な本って
読み進めて行くと
終わりにどれほど近づいているのか分かってしまうからか
なんだかもったいない気分になってしまう
そんなあたしの次なるお相手は
パウロコエーリョです
もちろん
”ベロニカは死ぬことにした”
です
大好きな兄貴のような存在の人に
教えてもらったので
とても楽しみ
死ぬまでにもっと沢山色んな本読みたいから
速読法とか学ぼうかとも思ったけど
やっぱり自分の時間だから
その日のペースで読むのがいいと思ったり
欲張らないで
運命に任して
出逢って
好きになったものを永遠に
愛し続けたいなぁぁぁ
2014年11月13日木曜日
MONOCHROME
ヒカリを掴む為に
モノクロで1枚シャッターをきってごらん
写真を教えてくれた人が言った
このセカイは
色で溢れていて
その色は
ヒカリが照らし出してくれていることを
忘れてしまう
色を失ったセカイは
白と黒とその間を行き来していて
もちろんヒカリは白く
陰はどこまでも黒かった
そして
色のあるセカイは
白と黒が織り混ざり
灰色にくすんで観えた
雲隠れの気持ちは
色がついて
そう
まさしく灰色の闇
2014年11月11日火曜日
WAVE
遠くからさざ波の音が聞こえる
徐々にそれは近くなり
あたしは一体
陸地にいるのか
海中に沈みつつあるのか
もう上も下も
分からない
くぐもるそのオトは
永遠にセカイが終わるまで続くオト
貴方の声はもう忘れてしまった
ただ記憶に残る
忌憚のコトバは
蜜が粘り気を含み
あたしの身体に深淵のごとく支配する
波の音
果てない永遠を告げる音
2014年11月8日土曜日
UP TO ME
熱く語る
眼差しは透明で
あたしはこの人に
見えない糸で
瞳を引っ張られているかのように
目線を外す事はできなかった
その透明の中にある
一本の強い糸は
磨き上げられ
輝きを帯び
この人の瞳の輝きを
より一層美しいものにした
”これから自分はどうありたいか”
この手の話は
大好きで
あたしはいつものように
自分と重ね合わせて
話を聞いていた
”こういう話を真剣に聞いてくれるほうですよね”
諧謔混じりのこの言葉で
突然空気を変えるかのように
あの人 はそう言って
照れた
そういう
人の気持ちを常に観察するのも
職業柄とはいえども
あの人の本質の優しさが見え隠れするので
あたしはいつも通り
尊敬してしまう
苦しい事や
悲しい事や
やりきれない事
それが迷いとなって
軸が緩み出す
自分を信じる事の辛さや
自分に嘘をついてごまかしている時の
後ろめたさは
一番の厚く硬い壁
本当はクリアに考えれば
楽になるのに
その結論に辿り着くまでに
その軸は本当にもろくて悪い糸へと変貌を遂げる
そういった類いのものを
多分あの人は打ち破ったのだろうか
以前までより
とても優しい顔になった
辛くて苦しいその壁を打ちのめした分
人は優しく大きくなるんじゃないかな
そしてその生き方は
人の顔に
身体に
動き一つに
全てに
反映される
少なくともあたしはそう信じています
自分次第で全ては変えられる
その後の事は
自然と
思いの道へ向かって行くだろう
悩みや迷いは
一番の力と自信になる
それを
ダメにするのか
力に変えれるのかは
全ては
自分次第である
2014年11月7日金曜日
随想の景色~Occasional scenery~ありがとうございました!
MINAel初の個展
随想の景色~Occasional scenery~
が4日を持ちまして終了となりました
本当に色々な方にお越しいただきありがとうございました。
この個展を通して
久々に再会できた友達
わざわざ遠くから来てくれた友達
来れないけどおめでとう!て連絡をくれた友達
そして新しい出会いと
また日頃からサポートしてくれてる友達の更なる大切さ
それらを改めて実感することができ
やはりあたしの動く原動力はヒトの想いなんだなーと思いました
日頃から思うこと
いつも言ってるかもしれませんが
ヒトがヒトを想うこと
そこにはやはり愛とか何か燻る気持ちがないと動かないことだと思っていて
小さい頃から
あたしがあの人を想っている今
あの人もあたしを想うことってあるのだろうかって
あたしが知ってる友達は
あたしを少しでも思い浮かべたりすることってあるのだろうかって
また
あたしが友達と好きなヒトの話をしたり
そこにいない友達達の話をしたり
当たり前にしてることが
もし逆の立場だったら
今誰かと誰かがあたしの話をしていたらって思ったら
凄く くすぶったいとても不思議な気持ちになったりもしました
そういう見えない想いが今回
蒼い空に漂う七色の泡のような
澄み切った水面に浮遊する泡沫のような
そんな感覚で
あたしの眼に捉えることができたような気がします
お話をいただいたのが7月の下旬
そこからもう11月も過ぎ終わりを告げました
また常に燻り続ける
あたしの感情と
あたしが観るセカイを
この世に
ぶちまけていけたらいいなと思っています
笑
本当に本当に
皆様のサポートがあってからで
こうやって毎日笑っていられるのも
辛いことがあって乗り越えて来れたのも
側にいて
支えてくださっている方のお陰です
だからこうして
立っていられる
そう心の底の底から
感じておる所存でございます
最後になりましたが
お声掛けくださったヤンモさん本当にありがとうございました
とても勉強になりましたし、素敵な空間の中で展示させてもらえてよかったです
またgoyaのスタッフの皆様にも感謝です
いつも美味しいご飯と温かい笑顔で迎えてくれて
常時いないこの個展中も”この前友達が来てくれたよ”って報告してくれたりと
本当に助かりました
goyaにはクリエイティブなスタッフが特に多くて
ライブペイントを中心に活躍しているナオキ君や(今goyaはナオキ君の絵が観れます)
あたしの恩人・友人・兄妹のタ君はレセプションの時の映像も作ってくれたし
水墨画もするセンス半端ないあたしの友人もいます
正直このクリエイターがいる眼の肥えた人達の前に
飾らせてもらうというのは
正直な所少し困惑もありましたが
それも自分を突き動かしてくれたのではないかなと思います
今ではあの空間でよかったと思っています
漂う空気感がやっぱ普通の人達と違うから
goyaスタッフさんは
あたしの作品はないですが
ご飯食べ行ってねーー
ポストカードはあるよww
asian chample foods goya
京都市左京区浄土寺西田町114-6(MAP)
TEL/075-752-1158
営業時間/11:30~16:00L.O.(Lunch)17:30~23:00L.O.(Dinner)
定休日/水曜日
WEB/ http://goya-asia.com
個展は終わりましたが
またこのブロガーやFacebookに写真や随想は書き綴りますし
instagramでは私生活も混ざりまくってますが写真も載せてますので
チェック宜しくお願いします:)
follow me my SNS
facebook: https://www.facebook.com/minaelstyle
instagram: MINAEL
HUGE HUGE LOVE
to my sweetie massive who always support me.
スキ!!!
MINAel
2014年11月5日水曜日
ありがとうございました
たくさんの方が見にきていただいた
MINAelの初個展
随想の景色 も昨日を持ちまして
終了させていただきました
またゆっくり書きます!
本当にありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう:)
THANK YOU FOR ALL SUPPORT PEOPLE
HUGE LOVE
MINAel
2014年10月31日金曜日
Mystic road
何気無く通った道
何もない道
何もない
初めての道
でもどこか
いつまでも燻る道
いつもは感じない
想いを馳せる道
それが
導かれたように
日々の道になる
あーここかっ!
って
何故か納得してしまう自分がいて
こういうことかっ
って
ガイダンスを感じる自分がいる
逆に
居心地が悪い初めてのミチは
不思議と二度と通らなかったり
忘れてしまっていたり
繋がる道筋
初めてのミチが
自分のホームの道へと繋がり
その道筋でまた
毎日様々な感情が生まれる
必定の道
神様が導く
まだ見ぬ世界と
今までの世界を繋ぐ道
2014年10月28日火曜日
やりきれない
今とてもやりきれない気持ちが
溢れかえっています
なんじゃこりゃー!!!
世界は歪み続けるのか
歪みに歪んで
いつか正常に戻るのか
もしくは
歪みきった先には
真っ白な白紙が待っていて
全てはなかった日が訪れるのか
セカイは難しい
やっぱセカイは実験室だ
どこまでも
果てしなく続く
答えのないセカイ
その中に
ちっぽけなあたしが立ってる
2014年10月16日木曜日
写真の魔力
個展でも
大きく展示している
大切な随想があります
それは
亡くなってしまったある友達を想って綴ったもの
闘病の末亡くなった人
それはあまりにも突然で
悲しみに暮れていた日々に追い打ちをかけるように
その知らせは降り掛かってきた
どれほどの時間が経過していたのかはもう分からない
とてもシンプルで簡潔なものだったのに
何回も 何回も
その短い文章を読んで
あたしは理解するのに
とても時間がかかった
ようやく理解した脳は
もう一生あの人に逢えないと認識を変換し
これまたシンプルでどうしようもない答えが
最終結論として下された
あの人は死んだ
涙は枯れていたはずなのに
その下された結論の果て亡き拷問が
瞬く間に支配して
セントラルヒーティングで居心地が悪い程温かく
湿気をふんだんに含んだ
あの部屋で
薄い壁を隔てた隣の部屋のルームメイトの事も気にせず
声を上げて泣いた
来る日も来る日も
ほとんど外にも出ないで
泣いて
疲れて
寝て
を繰り返した
唯一
悲しみを忘れさせてくれるのが
映画だった
2時間程の時間は
その頃のあたしには
とても有り難い時間で
その話にのめり込んで
眠りにつくことができた
眠れない時は
2本でも3本でも
映画を見続けた
それから
何故かよく
あの人に逢いたくなった
どの国に行っても
想い出しては
逢いたくなった
あの人は
ソウルが大好きで
あたしが聴くソウルの趣味と
とてもよく似ていた
流れる音楽に身を任して
お互い同じ好きな曲に反応したりした
あの人は
あたしよりも
もっとソウルの深いところを知っていた
今でも
あたしの大好きな曲
the manhattans の shining starを聴くと
必ずあの人の事を想い出す
そういえば
一度だけロンドンからあの人に
手紙を書いた事がある
その時も もう仕事も辞めて
家で治療に励んでいるという話を聞いて
あたしは
あたしのあの人に対する気持ちを
ぎっしり書き綴った
”またあたしが日本に帰ってきたらみんなで呑もうね
絶対 絶対呑もうね”
あの人は果たして
読んでくれたのだろうか
死と隣り合わせに怯えて
苦しむ毎日に
少しの光を差し込む事ができたのだろうか
何気に
昔の写真を見ていたら
一緒に遊んでた写真達がでてきた
ふと
まだいるんじゃないかって
今も元気にお酒呑んでんじゃないかって
変な感覚に陥った
写真って怖い
あの人は
もういないのに
あたしは
あの人の最期を見ていないから
何も実感が湧かなくて
さよならも言えていないから
あの時の笑顔のまま
そのままあの人との世界が止まって
蠢いている
漂い
彷徨う
色の名も分からぬ
色彩の薄いそれらは
掴む事のできない
あの人のように思えて仕方がない
あの人は
自らの死をもって
沢山の大きくて丸くて
甘い匂いが立ちこめる
それらに変えて
あたしに大切なものを教えてくれたように思う
DEDICATED YOU WITH BIG LOVE
FOREVER
MINAel
2014年10月15日水曜日
Recollection
追憶の泥の中
咎める者は
あたしの中にはいない
時々
立ち止まって
後ろを向いて
一つ一つの記憶をたどる
時々
本当にこの道筋に自分はいたのか
はたまた夢をみていたのか
分からなくなる時がある
淡い記憶だけが
脳内にインプットされ
そこに不自然な感触だけが残る
その時間はまるで
果てなき宇宙に向けて
刻々とただ時間だけを知らせる
古びた時計のようで
ジカンとは実に
虚無に漂う 壮大な宇宙空間のような
気がしてならない
先週開催させていただいた
レセプションパーティーで流した
写真達
まさしく
あたしの観る世界
です。
MINAel
2014年10月12日日曜日
BOOKS
本が好き
図書館とか
本屋さんとか
はいったら香る
紙の匂いと
静けさも好き
タイトルを追っかけて
好きな作家さんを探して
広げて
あらすじを読んだり
時間を忘れるあの空間がたまらない
最近一気に読んだ本達
白い薔薇の淵まで
中山 可穂
かなり衝撃的な小説でした
何気なく母親の本棚から取り出したこの一冊
壮絶で究極の愛
同性愛を通り越した人と人との運命を通り越したような
こんな小説は初めて出逢った
九月が永遠に続けば
沼田 まほかる
なんともこれも泥沼のミステリーホラーでした
この方の作品は初めて読んだけど
表現方法とか書き方とかが凄く好きで勉強になる
ある日突然目の前から大切な人がいなくなったあの世界が止まったような色を失ったような、そして自分が自分ではないような。なんか凄く入り込んでしまった
恋愛小説よりかはこういった
ミステリアス系の作品を非常に好んで読んでいる笑
面白くて最後まで一気に読んでしまう
20代前半の時に東野圭吾さんの白夜行に出逢ってからというもの
もう作品を片っ端から読みあさり虜になった
最近は色んな人の作品を読むようにしていて
今は 湊かなえさんの贖罪を読んでいる
読書の秋だからか
もう止まらないです
唯一恋愛小説で好きなのは
”冷静と情熱の間”
男性側と女性側、それぞれの視点でそれぞれの作家さんが描いていて
始めこそ表現の違いに戸惑ったりもするが
そんなことを取っ払うくらい
もう大好きな作品です
めっちゃ有名やけどね
やっぱし本は
紙媒体で読みたい私
そんなこんなでした!!!
MINAel
2014年10月11日土曜日
BRAIN WASH
感情とは
はたして
どこで感じるのだろうか
心臓
脳内
目に見えないそれらを感じるのは
あたしという
無駄に大きい指先でも
沢山穴が開いた耳でもないような気がして
でも繋がっているような気もする
時に確信に代わり
時には迷宮入りする
ぐにゃぐにゃと
世界は回り続けて
静かな一粒の水鞠のような
しかし儚くもうるさい嵐のような
ここにひっそりと佇むべきか
何も知らないふりをすべきか
違う何かに気をとられる努力をすべきか
こうやって刻々と
死に近づく今も
あたしの心臓は更に寿命を縮めるように
締め付け 高なり続ける
この残滓はいつ
あたしの身体から溶けて無くなるのだろう
煩瑣とはこの世
2014年10月10日金曜日
ありがとうございました!
7,oct,2014
MINAel の個展
随想の景色 -occasional scenery-
RECEPTION PARTY
ありがとうございました!!!
沢山の方がお越し頂いて
笑顔が耐えないあの空間
(多分一番耐えなかったのはあたしやったかもしれませんが)
最高に幸せでした
始まるまで
楽しんでもらえなかったらどうしようとか
何か映像や音源トラブルがあったらとか
作品に不備があったらどうしようとか
沢山の不安が
もうとめどなくありましたが
続々と
あの入り口や外から
待ちわびた人の姿が見える度
心浮き立ち
あたしの家にいる犬のきなこが
母親の帰宅に叫び喜ぶ姿が思い浮かび
気持ちが分かったような
そんな気分でした
沢山のお花やプレゼントも!
東京からわざわざ
お花ありがとう!
さすが好みをよく分かってる!
夢がひとつ叶ったような
これからもっと
期待に応えなければ!という想いと
もっと面白いものを創り上げて行きたいなという妄想と
少しでも
この作品達に共感を持っていただいて
その人の力になるような
明日からの人生の色が少し変わるような
そんな気持ちでいつもやっていっております
あれがよかった
これがあたしは好きーって
言っていただいて
観る人の感想を聞く事ができる場ができて
本当によかったです
ありがとうございました
感謝しかありません
まだまだ作品は11月4日まで飾らせていただいてますので
是非とも遊びにいらしてください:)
これからも宜しくお願い致します
頑張るし負けないよー
HUGE LOVE
MINAel
2014年10月6日月曜日
あたしが観る外の世界
なんか突然
変なタイミングで
海外に行ってた時の
日記を読み出した
何気に思い出しか残っていない この脳内に
細かい1日の出来事を思い出させて
また
多分あたしでしか分からない
感覚に陥った
行ってどうだったかと問われると
楽しかったという思い出よりは
寂しかった
という感想が喉まで出かかって
あたしはいつも
飲み込んでしまう
言葉が通じないもどかしさ
何事もスムーズにいかない文化の違い
1から信頼できる人を作る 難しさ
25,6のある程度生きてきて
造り上げてきたあたしという人格を
ある意味でぶっ壊してくれた
海外生活とは
実に孤独で惨めなものだった
毎夜 いや多分常に
日本にいる大好きな人達を思い浮かべて
恋しく思ったり
逢いたくなったり
この今いる場所にみんながいたらこの上ない程楽しい世界なんだろうな
と何百回も思ったりした
友達がいるからといって
行ったロンドンではなかったし
日本人が大勢いる学校を選んだわけでもなかったから
言葉が十分に通じない生活は
本当にもどかしさが残る
ざわついた生活でした
でもそれが
いつの間にかパワーと化して
動く原動となった
それが
スウェーデンに行ったことかもしれないし
パリに行ったことかもしれないし
友達が日本 から来てくれたことかもしれない
何か思い出せないけど
通常のロンドン生活に
新しい風が吹いて
いい意味で開き直ることができたような
ロンドンのいつも観る景色が
一風変わったものに見えたような
何かそんな
感覚だった
それも多分
あの日記を読んで
心の底から
”ロンドンに戻りたい”
と思えたことが答えなんだろう
あたしの観る世界
観てきた世界
いつも孤独で
何か別の世界を覗き観ているような
傍観者のようで
羨ましい目で見つめる子供のような
そんな
強い願望と少しの劣等感と寂寥感 が織り混ざり合って
溶け出す世界
あの時の寂しい感情は
今も身体にこびりついて離れないけど
それと同時に
無心でシャッターを押す
高揚感と幸福感は
日本に帰ってきてから未だ感じたことはない
明日10月7日は
MINel EXHIBITION のレセプションパーティー
この日限定で
映像と音楽もプロデュースさせていただきました
映像は上の写真達のような
海外で撮った写真も多く使用しています
あたしの覗く世界を
是非観にきていただければこれ幸いでございます
とってもとってもお待ちしています!
asian chample foods goya
京都市左京区浄土寺西田町114-6(MAP)
TEL/075-752-1158
営業時間/11:30~16:00L.O.(Lunch)17:30~23:00L.O.(Dinner)
定休日/水曜日
※作品展示は飲食店内で行われます。入場料は無料ですが、閲覧のみの入場はできません。
10月7日(火)18:00より23:00まで
レセプションパーティーを行います。
皆さまへご挨拶と、作品への想いなどトークの時間を
持ちたいと考えています。
どうぞ皆さまお誘いあわせのうえご来場ください。
お待ちしております。
(1500yen / 1D with light meal)
2014年10月4日土曜日
OCTOBER MOON
こんにちは ガイズ
気付けばもう10月に入って4日が経過していました
月日が経つのは本当に早いもので
何気に過ごしている時間が
今もこうしてそれぞれのジカンになっているのが
いつも不思議でなりません
個展
足を運んでくださっている方ありがとうございます
毎回行くと楽しみにしている
このノート
開くと沢山の方の想いが綴ってあって
凄く嬉しいです
ポストカードも反応がいいみたいで
作ってよがったーー
まだまだ始まって1週間です
是非期間中覗きにきてください
いかんせんご飯がおいしいのなんの…
この日はゴーヤチャンプルランチ
中川酒店もそうですが
あたしはここのチャンプルが大好き
出汁がしみ込んだ卵と
程よい苦みと食感
そしてこの日は
海ぶどうランチ
これ
山芋と柴漬けが
なんとも絶妙な食感をミックスさせて
程よい酸味とお米の甘さが引き立つ
あー食べたい
けどお家では作れない
どれも ボリューム満点で
食べ応えが あり!!
いつも付いてくる天ぷらと
大好きなもずくのお味噌汁
あー
a---------
昨日もよるご飯行ったのに
写真撮らへんなんて…
お昼時にお腹の空く
写真最高
本当に素敵な場所で作品置かせていただいております
ありがとうございます
感謝です
もっと楽しみなことがあるよーーーーー
HUGE LOVE
MINAel
2014年9月30日火曜日
World's Toughest Job - Director of Operations
good morning
I was so impressed this short film
thank you mom
yes she is awesome
スッキリ見てたらこんな動画がアップされてました
朝から涙がちょちょぎれたので
書いておく
これはアメリカのグリーティングカード会社が創ったCM
偽の仕事面接
仕事内容は 365日24時間 勤務 休憩なし
給与 なし
ありえないと騒ぐ応募者達
でもこの仕事をやっている人が世界で1億人います
それはお母さんです
彼女達は自分の時間を犠牲にしてまで
何でもあなた達に奉仕してくれます
その内容を聞いた応募者の人達の優しい笑顔がたまりません
この動画凄いなー
日本語ないのかなー?見て欲しい!!
FUGE MOM!!!RESPECT
MINAel
2014年9月27日土曜日
LITLLE MY GUEST
昨日は小さなゲストがやってきました
本当に可愛い
あたしの写真を指差して
”これっ!”
欲しいんやなーこいつー笑
子供は見ていて本当に飽きません
久々に逢えた
必然なのか
自分が欲しているのか
自分の人生の気転に
彼女と逢う事が多い
そして
さりげなく
でも 凄いパワーで
背中を押してくれる
あたしの人生に
欠かす事ができない人が
こうやって今でも繋がっていられることは
幸せ以外にどう表現すればいいのでしょうか
そうやって噛み締める事
昔のあたしには
想像すらできませんでした←どんなやさぐれた人間やってん
やんもさんがまた綴っていただいた
個展への感想が
とても嬉しかったのです
中川酒店&asian chample goya
秋晴れの空
ここ京都は今日も素敵です
LOVE
MINAel
2014年9月25日木曜日
感謝 感激 雨嵐 随想の景色展 JUST STARTED
こんばんは!
遂に始まりましたよ
初の個展
おやつの時間から
ランチがてらゴヤにゴー
実はずーーーっと食べたかった
海ぶどう丼ランチを!
俊足で食してしまうわ
本当にありがとうございます
思い起こせばずっと日記というものを綴っていたあたし
その日あったこと というよりは
その日感じた事
思った事
日常を通り越した何かを
随想に変え
吐き出す事をしていました
何でも
続けていく事
好きでも嫌いでも
本当に不思議で
凄いなーと思ったりします
これは2年前くらいに
個人のFacebookで書いていました
TIME WILL TELL
なんです
続けていくことも
全ては
周りの環境に 人にあるわけです
支えられています
ありがとうございます
10月7日
レセプションパーティー
今まで逢った事のある人も
ない人も
お待ちしています
さぁ
なんだかワクワク
ドキドキ
HUGE LOVE TO MY GUYS
AND PEOPLE
MINAel
2014年9月24日水曜日
準備完了
設置完了したよーん
ようようっ
いよいよ始まるよ
明日からですよん
ありがたいことに
こんな看板まで!
私も
趣きと親しみのある
字が書ければなぁなんて思う
是非おこしやす!
昨夜紹介しました
ピアスやらバッグやら
ポストカードもあるし
ショップカードもあるし♥︎
この画像ほぼ加工してねーんですよ!
↑自慢
そして忘れちゃいけません
お越しいただいたゲストの皆様
是非ミナエルに来たよ!アピールのほど
よろしくお願いします
知り合いの方お友達の方
たまたま今度ゴヤ行くよーって
話を聞いたお友達にも
名前だけでもいいので
是非とも一筆
お願いします
よろしくお願いします。
まだまだ先のことだった
明日からの個展
楽しみー♥︎
準備にわざわざお休みのところ
設置のお手伝いに来ていただいた
ヤンモさん、ゾゲさん、なおきくん
ありがとうございます
たくさんの人に
支えられてます
びっぐ びっぐ
やっぱり
ひゅーじ らぶ
MINAel
CULTURAL DIFFERENCES
この間の
英語と日本語のもどかしさ
意外や意外に反応がよかったので
また書く!笑
もっと知って欲しいから
っていうのも
やっぱりその国に住んでみないと
分からない”感覚”っていうのがある
もの凄く
”へぇー”と思ったのが
北欧のもの凄く寒い地方に住んでいる国の人
あとロシア
そういった地域の言葉って
早口だったり
なんだか”サシスセソ”が多い様な気がする←あたしだけか?
というのも理由があって
寒い地域の人はいかんせん極寒の中で住んでいるのだから
口を大きく開けないらしい
なので自然と口を開けなくても話せる様な言葉になっていったらしい
今まで
全く興味がなかった北欧やロシアの言葉
それにもそれぞれが生きてきた中での知恵であったり
カルチャーや歴史がそうなっているのに
とても興味深かったし
改めて海外に出てヨーロッパ圏の人と話をしなければ
分からない 知る事もできない
事だったなと思った
年中暑い国の人に
”木枯らしが吹いてきたね”
なんて話をしても
”ドンナカラシヤネーン”ってなるだろうし←ならない
地震がない国の人に
地震の予兆の話をしたって
分かり合えるはずがない
それぞれの地域に
住んで感じて そこの人と
話をする事で
初めて納得して分かる事があるんじゃないかなと思います
いっちょまえに
こんな話をしていますが
全部その時に出会った人に教えてもらったり
感じ取ったりしていることなので
必ずしも
”この国の人はこうだ”と決めつけてはだめですね
ロンドンの学校に通っていた時に
トルコ人のクラスメイトが
凄く日本のアニメが好きで
私が日本人だと知るやいなや
目を輝かせて
”○○ってアニメしってるか!?”
”○○ってキャラクター知ってるか!?”
”ミナは何のアニメが好きだ!?”
ってえらいこっちゃでしたけど
知る人は知っていらっしゃいますが
全くアニメ分からない人で 私
”ごめん 全然知らんねん”
と言うたもんにゃぁ
”日本人でしょ!?”
と驚かれました
決めつけたら
あかん
ちかん
あかん
次回はアフリカバージョンをお届けしましょう ←ええ調子やん
という訳で
もう個展が明後日と近づいて参りました
明日は作品搬入♡
ポストカードも出来上がってきたので
是非あたしの分身ベイビーを大切な人に届けてあげてください
その他
ぼちぼちですが
ロンドンにいたときに立ち上げた←といっても一人で
SBYZ.(えすびーわいじー)
というアフリカンファブリックを使ったバッグやピアスも
一緒に置かせていただくこととなりました
是非手に取ってみてください:)
モデルちゃんが持っているカバンがそうです
皆様にお会いできること
楽しみにしております
HUGE LOVE
MINAel
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