2014年10月31日金曜日

Mystic road



何気無く通った道

何もない道

何もない
初めての道


でもどこか
いつまでも燻る道


いつもは感じない
想いを馳せる道



それが
導かれたように

日々の道になる


あーここかっ!


って

何故か納得してしまう自分がいて



こういうことかっ


って
ガイダンスを感じる自分がいる




逆に
居心地が悪い初めてのミチは
不思議と二度と通らなかったり
忘れてしまっていたり


繋がる道筋


初めてのミチが
自分のホームの道へと繋がり
その道筋でまた
毎日様々な感情が生まれる


必定の道


神様が導く

まだ見ぬ世界と
今までの世界を繋ぐ道



2014年10月28日火曜日

やりきれない


今とてもやりきれない気持ちが
溢れかえっています

なんじゃこりゃー!!!

世界は歪み続けるのか
歪みに歪んで
いつか正常に戻るのか

もしくは
歪みきった先には
真っ白な白紙が待っていて
全てはなかった日が訪れるのか


セカイは難しい



やっぱセカイは実験室だ



どこまでも
果てしなく続く
答えのないセカイ


その中に
ちっぽけなあたしが立ってる



2014年10月16日木曜日

写真の魔力





個展でも
大きく展示している
大切な随想があります


それは
亡くなってしまったある友達を想って綴ったもの


闘病の末亡くなった人


それはあまりにも突然で
悲しみに暮れていた日々に追い打ちをかけるように
その知らせは降り掛かってきた


どれほどの時間が経過していたのかはもう分からない
とてもシンプルで簡潔なものだったのに
何回も 何回も
その短い文章を読んで


あたしは理解するのに
とても時間がかかった




ようやく理解した脳は
もう一生あの人に逢えないと認識を変換し
これまたシンプルでどうしようもない答えが
最終結論として下された




あの人は死んだ




涙は枯れていたはずなのに
その下された結論の果て亡き拷問が
瞬く間に支配して


セントラルヒーティングで居心地が悪い程温かく
湿気をふんだんに含んだ
あの部屋で


薄い壁を隔てた隣の部屋のルームメイトの事も気にせず
声を上げて泣いた



来る日も来る日も
ほとんど外にも出ないで

泣いて
疲れて
寝て

を繰り返した


唯一
悲しみを忘れさせてくれるのが
映画だった


2時間程の時間は
その頃のあたしには
とても有り難い時間で

その話にのめり込んで
眠りにつくことができた

眠れない時は
2本でも3本でも
映画を見続けた



それから
何故かよく
あの人に逢いたくなった

どの国に行っても
想い出しては
逢いたくなった


あの人は
ソウルが大好きで
あたしが聴くソウルの趣味と
とてもよく似ていた


流れる音楽に身を任して
お互い同じ好きな曲に反応したりした


あの人は
あたしよりも
もっとソウルの深いところを知っていた


今でも
あたしの大好きな曲

the manhattans の shining starを聴くと
必ずあの人の事を想い出す



そういえば
一度だけロンドンからあの人に
手紙を書いた事がある

その時も もう仕事も辞めて
家で治療に励んでいるという話を聞いて

あたしは
あたしのあの人に対する気持ちを
ぎっしり書き綴った


”またあたしが日本に帰ってきたらみんなで呑もうね
絶対 絶対呑もうね”



あの人は果たして
読んでくれたのだろうか



死と隣り合わせに怯えて
苦しむ毎日に
少しの光を差し込む事ができたのだろうか




何気に
昔の写真を見ていたら
一緒に遊んでた写真達がでてきた



ふと
まだいるんじゃないかって
今も元気にお酒呑んでんじゃないかって


変な感覚に陥った




写真って怖い



あの人は
もういないのに



あたしは
あの人の最期を見ていないから
何も実感が湧かなくて


さよならも言えていないから


あの時の笑顔のまま
そのままあの人との世界が止まって
蠢いている


漂い
彷徨う
色の名も分からぬ
色彩の薄いそれらは


掴む事のできない
あの人のように思えて仕方がない


あの人は
自らの死をもって
沢山の大きくて丸くて
甘い匂いが立ちこめる
それらに変えて
あたしに大切なものを教えてくれたように思う








DEDICATED YOU WITH BIG LOVE
FOREVER


MINAel

2014年10月15日水曜日

Recollection




追憶の泥の中











咎める者は
あたしの中にはいない


時々
立ち止まって
後ろを向いて


一つ一つの記憶をたどる


時々
本当にこの道筋に自分はいたのか
はたまた夢をみていたのか

分からなくなる時がある


淡い記憶だけが
脳内にインプットされ
そこに不自然な感触だけが残る


その時間はまるで
果てなき宇宙に向けて
刻々とただ時間だけを知らせる
古びた時計のようで


ジカンとは実に
虚無に漂う 壮大な宇宙空間のような
気がしてならない




先週開催させていただいた
レセプションパーティーで流した
写真達


まさしく


あたしの観る世界


です。



MINAel

2014年10月12日日曜日

BOOKS



本が好き


図書館とか
本屋さんとか

はいったら香る
紙の匂いと
静けさも好き

タイトルを追っかけて
好きな作家さんを探して

広げて
あらすじを読んだり


時間を忘れるあの空間がたまらない


最近一気に読んだ本達




白い薔薇の淵まで

中山 可穂

かなり衝撃的な小説でした
何気なく母親の本棚から取り出したこの一冊
壮絶で究極の愛
同性愛を通り越した人と人との運命を通り越したような
こんな小説は初めて出逢った




 




  九月が永遠に続けば

  沼田 まほかる

なんともこれも泥沼のミステリーホラーでした
この方の作品は初めて読んだけど
表現方法とか書き方とかが凄く好きで勉強になる
ある日突然目の前から大切な人がいなくなったあの世界が止まったような色を失ったような、そして自分が自分ではないような。なんか凄く入り込んでしまった





恋愛小説よりかはこういった
ミステリアス系の作品を非常に好んで読んでいる笑


面白くて最後まで一気に読んでしまう


20代前半の時に東野圭吾さんの白夜行に出逢ってからというもの
もう作品を片っ端から読みあさり虜になった


最近は色んな人の作品を読むようにしていて
今は 湊かなえさんの贖罪を読んでいる



読書の秋だからか
もう止まらないです



唯一恋愛小説で好きなのは
”冷静と情熱の間”
男性側と女性側、それぞれの視点でそれぞれの作家さんが描いていて
始めこそ表現の違いに戸惑ったりもするが
そんなことを取っ払うくらい
もう大好きな作品です

めっちゃ有名やけどね


やっぱし本は
紙媒体で読みたい私


そんなこんなでした!!!

MINAel

2014年10月11日土曜日

BRAIN WASH




感情とは
はたして
どこで感じるのだろうか

心臓
脳内

目に見えないそれらを感じるのは

あたしという
無駄に大きい指先でも
沢山穴が開いた耳でもないような気がして


でも繋がっているような気もする


時に確信に代わり
時には迷宮入りする


ぐにゃぐにゃと
世界は回り続けて


静かな一粒の水鞠のような
しかし儚くもうるさい嵐のような


ここにひっそりと佇むべきか
何も知らないふりをすべきか
違う何かに気をとられる努力をすべきか


こうやって刻々と
死に近づく今も
あたしの心臓は更に寿命を縮めるように
締め付け 高なり続ける



この残滓はいつ
あたしの身体から溶けて無くなるのだろう



煩瑣とはこの世




2014年10月10日金曜日

ありがとうございました!


7,oct,2014

MINAel の個展
随想の景色 -occasional scenery-
RECEPTION PARTY



ありがとうございました!!!

沢山の方がお越し頂いて
笑顔が耐えないあの空間
(多分一番耐えなかったのはあたしやったかもしれませんが)

最高に幸せでした

始まるまで
楽しんでもらえなかったらどうしようとか
何か映像や音源トラブルがあったらとか
作品に不備があったらどうしようとか

沢山の不安が
もうとめどなくありましたが

続々と
あの入り口や外から
待ちわびた人の姿が見える度
心浮き立ち














あたしの家にいる犬のきなこが
母親の帰宅に叫び喜ぶ姿が思い浮かび
気持ちが分かったような
そんな気分でした



沢山のお花やプレゼントも!

東京からわざわざ
お花ありがとう!

さすが好みをよく分かってる!

















夢がひとつ叶ったような
これからもっと
期待に応えなければ!という想いと
もっと面白いものを創り上げて行きたいなという妄想と

少しでも
この作品達に共感を持っていただいて
その人の力になるような
明日からの人生の色が少し変わるような


そんな気持ちでいつもやっていっております


あれがよかった
これがあたしは好きーって
言っていただいて
観る人の感想を聞く事ができる場ができて
本当によかったです



ありがとうございました
感謝しかありません




まだまだ作品は11月4日まで飾らせていただいてますので
是非とも遊びにいらしてください:)



これからも宜しくお願い致します
頑張るし負けないよー


HUGE LOVE

MINAel



2014年10月6日月曜日

あたしが観る外の世界




なんか突然
変なタイミングで


海外に行ってた時の
日記を読み出した



何気に思い出しか残っていない この脳内に
細かい1日の出来事を思い出させて

また
多分あたしでしか分からない


感覚に陥った



行ってどうだったかと問われると
楽しかったという思い出よりは


寂しかった


という感想が喉まで出かかって
あたしはいつも
飲み込んでしまう




言葉が通じないもどかしさ
何事もスムーズにいかない文化の違い
1から信頼できる人を作る 難しさ



25,6のある程度生きてきて
造り上げてきたあたしという人格を
ある意味でぶっ壊してくれた


海外生活とは
実に孤独で惨めなものだった


毎夜 いや多分常に

日本にいる大好きな人達を思い浮かべて
恋しく思ったり
逢いたくなったり
この今いる場所にみんながいたらこの上ない程楽しい世界なんだろうな

と何百回も思ったりした



友達がいるからといって
行ったロンドンではなかったし

日本人が大勢いる学校を選んだわけでもなかったから

言葉が十分に通じない生活は
本当にもどかしさが残る
ざわついた生活でした





でもそれが
いつの間にかパワーと化して
動く原動となった


それが
スウェーデンに行ったことかもしれないし
パリに行ったことかもしれないし
友達が日本 から来てくれたことかもしれない


何か思い出せないけど

通常のロンドン生活に
新しい風が吹いて


いい意味で開き直ることができたような


ロンドンのいつも観る景色が
一風変わったものに見えたような



何かそんな
感覚だった




それも多分
あの日記を読んで
心の底から



”ロンドンに戻りたい”



と思えたことが答えなんだろう




あたしの観る世界


観てきた世界































いつも孤独で

何か別の世界を覗き観ているような

傍観者のようで
羨ましい目で見つめる子供のような



そんな
強い願望と少しの劣等感と寂寥感 が織り混ざり合って
溶け出す世界






あの時の寂しい感情は
今も身体にこびりついて離れないけど

それと同時に
無心でシャッターを押す
高揚感と幸福感は

日本に帰ってきてから未だ感じたことはない



明日10月7日は
MINel EXHIBITION のレセプションパーティー

この日限定で
映像と音楽もプロデュースさせていただきました


映像は上の写真達のような
海外で撮った写真も多く使用しています


あたしの覗く世界を
是非観にきていただければこれ幸いでございます


とってもとってもお待ちしています!


asian chample foods goya
京都市左京区浄土寺西田町114-6(MAP)
TEL/075-752-1158
営業時間/11:30~16:00L.O.(Lunch)17:30~23:00L.O.(Dinner)
定休日/水曜日
※作品展示は飲食店内で行われます。入場料は無料ですが、閲覧のみの入場はできません。

10月7日(火)18:00より23:00まで
レセプションパーティーを行います。
皆さまへご挨拶と、作品への想いなどトークの時間を
持ちたいと考えています。
どうぞ皆さまお誘いあわせのうえご来場ください。
お待ちしております。
(1500yen / 1D with light meal)

2014年10月4日土曜日

OCTOBER MOON


こんにちは ガイズ


気付けばもう10月に入って4日が経過していました

月日が経つのは本当に早いもので
何気に過ごしている時間が
今もこうしてそれぞれのジカンになっているのが
いつも不思議でなりません


個展

足を運んでくださっている方ありがとうございます



毎回行くと楽しみにしている

このノート

開くと沢山の方の想いが綴ってあって
凄く嬉しいです


ポストカードも反応がいいみたいで
作ってよがったーー


まだまだ始まって1週間です

是非期間中覗きにきてください

いかんせんご飯がおいしいのなんの…

この日はゴーヤチャンプルランチ

中川酒店もそうですが
あたしはここのチャンプルが大好き
出汁がしみ込んだ卵と
程よい苦みと食感
























そしてこの日は
海ぶどうランチ

これ
山芋と柴漬けが
なんとも絶妙な食感をミックスさせて
程よい酸味とお米の甘さが引き立つ


あー食べたい
けどお家では作れない












どれも ボリューム満点で
食べ応えが あり!!

いつも付いてくる天ぷらと
大好きなもずくのお味噌汁

あー


a---------


昨日もよるご飯行ったのに
写真撮らへんなんて…


お昼時にお腹の空く
写真最高



本当に素敵な場所で作品置かせていただいております

ありがとうございます
感謝です


もっと楽しみなことがあるよーーーーー


HUGE LOVE

MINAel