全ての思想は
円と四角
少しも
触れはできないのに
それはいつもそこで
動かなければ
去ることもしない
ただじっと
彼らは
待ち続けてる
あたしをずっと
待ち続けてる
哀しい春
泪の春
どこか儚く
世界の草花が色味を増す反面
ヒトは何かにサヨナラを
新しく何かを受け入れるため
訪れる運命は
あまりにも唐突で
静かに受け入れる他に選択肢はない
泪はとめどなく
それもまた静かにそっと
あたしの頬を伝う
神様
貴方は
今日も
静かにそっと
あたしを
見てくださっているのでしょうか
同じ色
同じ顔
黒と肌色
目は虚ろ
みんな独り
知らない人が
吐く息は
あたしを更に
息苦しくさせる
二酸化炭素の悪魔
知らない人に触れる感触
その温もりは微塵も感じない
あの人には触れたくても
近付けないのに
あたしはうんざりして
さっきから
ポケットの中のコインを
もて遊んでいる
それから
そっと
長くて短い
今日の始まりを
神様に告げる
憧れるが真似はしない
目標はあるがそこが最終地点ではない
自分のプロセスと
アイデンティティは
大切にする
それが自分の創り上げるものに
全て繋がるから
流した泪は明日の糧
女は泣くと
強くなる
抱き締められると
弱くなるのに
最大の敵は彼方
掴めそうで 掴めない
見えそうで 見透かされて
それでもあたしは
彼方を掴みたい
蒙昧の果て
小さな光りは静謐でイノセントな世界なのか
はたまた
誰かの炯眼か
いつもそれは直ぐ側に
ただ 分かり合いたいだけなのに
目覚めるとすぐ
貴方の寝顔
貴方の匂い
熱を帯びた頬をそっと撫でる
あなたの腕の中で
いつまでも体温を分かち合っていたい衝動を押し殺し
コーヒーのスイッチを押す
そしたらまた
香ばしい匂いが部屋中を
支配するまでの間
愛おしい貴方にキスを
今日の始まりの告げる
優しいキスを