2016年5月10日火曜日
追憶のたび −そのさん−
この街は何故西洋人とタイ人ギャルのカップルが多いのだろう
一回目のタイ
パタヤビーチに行ったときの衝撃は凄まじかった
あの時はまだ20代前半も前半で
バックパッカー初体験
ましてや自分でMAKEする旅行なんてしたこともないし
明日何するかなんて自分次第
そんな環境に多分
日本でも置かれたことがない年齢
起きたら嫌でも学校に行かなくちゃならなくて
休みの日はアルバイトに行かなくちゃならなくて
空いた時間は友達や彼氏と遊ぶのが当たり前だった頃
何も知らなくて
パタヤにはバスに乗ったら行けるよって誰かから聞いて
多分誰かと行った気がする…←あやふや
夜に到着して
ホテルへ向かう繁華街
追憶の先には
青と赤の光るネオンとあとは黒
耳障りな爆音で泳ぐ細すぎる腕と足
それを眺める真っ白な肌が赤く焼けた
面積の広い背中
異文化交流すぎて
見てはいけないものを見ている気がして
お腹が空いていたはずなのに
食欲はもうどこか遠くの方に逃げ去った
そんな記憶のパタヤ
あれからもう行きたいと思わなくなっている
なのに今回の拠点地スクンヴィットを彷徨っていると
見たことのあるようなカップルが多く見受けられました
愛の形がそれぞれあるように
お互いが幸せの中に漂っているのなら
それは素晴らしいことだと
感じるようになった自分は
あの頃小さなセカイで生きてた自分に
どうだいーーと思わず問いかけてみたくなりました
また
今後パタヤに行ったら
違った想いで見つめることができるのかなぁ
そんなことを
見えない水滴が身体にへばりつき
息苦しくさせる湿度に包まれながら
夜の街を眺めたりなんかしました
つづく
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